Pint's Quarry, Raymond, Black Hawk Co., Iowa, USA
25mm×20mm×10mm Largest = 7mm
恐らくアイオワ州では最も有名な蛍石産地からの標本。
方解石の上に、キャラメル色とも評される茶色系統の蛍石が綺麗にのっています。
透明度はあまりありませんが、100%不透明というほどでもない微妙なところ。
結晶のサイズは最大で7mm程度で、ブラックライトにて蛍光及び若干ですが燐光します。
オハイオ州やミシガン州、インディアナ州などのアメリカ中西部の蛍石によくあるパターンの一つといった感じでしょうか。
Pint's Quarryは90年代後半に稼働停止してしまっているようですが、時々見かけるといえば見かけます。
色合いとしては前述のとおり黄色~茶色の蛍石が目立つようで、方解石や黄鉄鉱、白鉄鉱と共生するようです。