Thabeikkyin Township, Pyin-Oo-Lwin District, Mandalay Division, Myanmar
Mined c. 1999~2002
Miniature size
基本的には見かける機会の少ないミャンマーの蛍石。
紫色・半球状の蛍石は実のことろ細かい立方体結晶が寄せ集まった結果であり、中国は河南省・Minggang鉱山でも類似した物は知られています。(ただしあちらは2006年頃から世に現れましたが)
なお、ラベル記載の表記通りの産地名としましたが、産地の記載にはどうやら揺れが存在していたようで、単純にMogokとされたものやMomeikと記された標本も複数確認できます。
しかし、いずれの標本においても紫色の丸みを帯びた結晶であることは共通しており、1990年代末から2002年頃に採集されていたようです。
現在ではミャンマー政府によって鉱物標本の輸出が禁じられていることもあってか、現状では入手がかなり困難になっています。悲しいなぁ。
(12/15/2016)